個人事業主が青色申告に対応した確定申告ソフトを検討する際、機能だけでなくプランごとのサポート範囲も選定材料になります。本記事では、弥生株式会社の公式サイトの公開情報にもとづき、「やよいの青色申告 オンライン」のプラン構成と料金、各プランで受けられるサポートの違いを整理します。

プランは3種類、機能面での差はない

弥生公式サイトの料金ページによれば、やよいの青色申告 オンラインには「セルフプラン」「ベーシックプラン」「トータルプラン」の3プランがあります。確定申告書の作成・仕訳入力・インボイス制度や電子帳簿保存法への対応といった機能面はどのプランでも共通で、プランによる違いはもっぱらサポート内容にあります。

プランごとのサポート内容の違い

公式情報を整理すると、各プランのサポート範囲は次のとおりです(2026年8月確認時点。料金・サポート内容は変更される可能性があるため、契約前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください)。

プラン主なサポート範囲
セルフプランWeb上のFAQ、福利厚生サービスなど。電話・チャット・メールでの操作サポートは付かない
ベーシックプランセルフプランの範囲に加え、電話・チャット・メールでの操作サポート(電話サポートは契約期間中10回まで)
トータルプランベーシックプランの範囲に加え、仕訳や業務に関する相談。電話サポートに回数上限なし

つまり、ソフトの操作に不安がある場合や、仕訳の相談をしながら進めたい場合はベーシックプラン以上、サポートをほとんど使わない見込みであればセルフプランを選ぶ、という選び方になります。

料金プランの目安

公式サイトおよび弥生サポート情報によれば、通常の年額料金の目安は次のとおりです。

  • セルフプラン: 年額11,800円(税抜)
  • ベーシックプラン: 年額22,800円(税抜)
  • トータルプラン: 年額39,600円(税抜)

弥生公式サイトでは、初年度に限りセルフプラン・ベーシックプランを0円で利用できるキャンペーン、トータルプランを通常の半額程度で利用できるキャンペーンが案内されています。キャンペーンの内容・対象期間は変更される場合があるため、申込み前に公式サイトの料金ページで最新の条件を確認する必要があります。

インボイス制度・電子帳簿保存法への対応

弥生公式サイトの案内では、やよいの青色申告 オンラインはどのプランでもインボイス制度・電子帳簿保存法に対応しており、法令改正にあわせた機能アップデートが追加料金なしで提供されるとされています。制度対応の要件そのものについては、国税庁の公開情報もあわせて確認することが必要です。

プラン変更・途中でのアップグレードについて

弥生サポート情報の案内では、契約後にプランを変更したい場合の手続きが用意されています。サポートの利用状況に応じて、契約期間中でも上位プランへの変更を検討できます。具体的な変更手順や適用タイミングは、弥生サポート情報のページで確認してください。

青色申告特別控除の適用要件との関係

やよいの青色申告 オンラインを使って記帳・申告書を作成すること自体は、青色申告特別控除の適用要件を自動的に満たすものではありません。国税庁タックスアンサー No.2072によれば、55万円・65万円の青色申告特別控除を受けるには、複式簿記による記帳や、e-Taxによる電子申告(または電子帳簿保存の要件を満たすこと)など、別途定められた要件を満たす必要があります。青色申告の承認申請や帳簿要件の全体像は個人事業主の青色申告:承認申請・帳簿要件・特別控除の整理 で整理しています。

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まとめ

やよいの青色申告 オンラインは、セルフ・ベーシック・トータルの3プランとも機能面は共通で、プランによる違いは電話・チャット・メールでのサポート範囲にあります。料金はセルフプランが最も安く、サポートが手厚くなるほど高くなる構成です。初年度無料・半額といったキャンペーンが用意されている一方、内容は変更される可能性があるため、契約前に公式サイトの最新情報を確認することが必要です。

なお、本記事は公式サイトの公開情報を整理したものであり、青色申告特別控除の適用可否など個別の税務判断については、税務署または税理士等の専門家にご相談ください。