所得税の確定申告書は、freee会計上で日々の取引を記帳したデータをもとに作成できます。本記事では、freeeヘルプセンターの公開情報にもとづき、確定申告書の作成から提出までの基本的な流れと、提出方法ごとの違いを整理します。

確定申告書作成の基本ステップ

freeeヘルプセンター「freee会計で行う確定申告の流れ」によれば、freee会計での確定申告は大きく次の流れで進みます。

  1. 日々の取引の記帳・口座やクレジットカード明細の同期(確定申告作業の前提となるデータ整備)
  2. [確定申告]メニュー →[確定申告(所得税・消費税)]を開く
  3. [所得税申告書類の作成]をクリックし、「基本」ステップで氏名・住所・提出方法などの基本情報を入力する
  4. 決算書(青色申告決算書または収支内訳書)に必要な情報を入力する
  5. 控除など申告内容を確認し、確定申告書類を作成する
  6. 「提出」ステップで作成した書類を選んだ方法で提出する

このように、freee会計はステップに沿って入力を進める形式で確定申告書類の作成を案内する仕組みになっています。

電子申告用の決算書作成について

青色申告特別控除(55万円・65万円)の適用を受けるには、e-Taxによる電子申告(またはこれに相当する方法)で決算書を提出する必要があります。freeeヘルプセンター「電子申告用決算書を作成する」では、電子申告に対応した形式で決算書データを作成する手順が案内されています。控除額の要件は申告する年分の制度にもとづくため、対象となる控除額は国税庁の公開情報もあわせて確認することが必要です。

提出方法の選択肢

freeeヘルプセンターの案内では、作成した確定申告書類の提出方法として、次の選択肢が用意されています。

  • 電子申告(e-Tax): マイナンバーカード方式または、税務署で発行されるID・パスワード方式で送信する方法
  • 郵送: 印刷した申告書類を税務署に郵送する方法
  • 税務署へ持参: 印刷した申告書類を窓口に提出する方法

電子申告(マイナンバーカード方式)の流れ

freeeヘルプセンター「確定申告書の電子申告を行う(マイナンバーカード方式)」によれば、「提出」ステップで「PCとカードリーダーで電子申告」または「スマホで電子申告」を選び、電子申告の準備で「マイナンバーカード方式」を選択して進める流れになっています。

マイナンバーカード方式を利用するには、本人確認のための電子証明書をマイナンバーカードから読み取る必要があり、パソコンで行う場合はICカードリーダライタが必要です。国税庁のe-Taxホームページでは、マイナンバーカード方式は事前の「開始届出書」の提出が不要で、マイナンバーカードを読み取って利用者情報を登録すれば電子申告を開始できると案内されています。

なお、freeeヘルプセンター「確定申告書類をe-Taxソフトで提出する」では、freee会計とは別にe-Taxソフトを併用して提出する方法も案内されています。提出方法は事業者の環境(カードリーダーの有無・スマートフォンの対応状況等)に応じて選択することになります。

提出前に確認しておきたい点

  • 適用を受けたい控除(青色申告特別控除など)の要件を満たす提出方法・提出期限になっているか
  • マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が切れていないか
  • 消費税の申告が必要な課税事業者の場合、所得税とあわせて消費税の申告書類も作成対象になっているか

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まとめ

freee会計での確定申告書作成は、日々の記帳データをもとに「基本」「決算書」「提出」といったステップに沿って進める仕組みです。提出方法には電子申告(e-Tax)・郵送・税務署への持参があり、青色申告特別控除の満額適用を受けるには電子申告等の要件を満たす必要があります。

具体的な操作手順は年度によって画面構成が変更される場合があるため、実際の申告にあたってはfreeeヘルプセンターの最新の案内をご確認ください。控除の適用可否など個別の税務判断については、税務署または税理士等の専門家にご相談ください。