弥生給与 Nextは、複数の場面でCSVファイルの取込(インポート)・出力(エクスポート)に対応しています。どの場面でどの種類のCSVが使えるのか把握しておくと、データ入力の手間を減らせます。本記事では、弥生の公式サポート情報にもとづき、取込・出力できるCSVの種類と対応範囲を整理します。

インポートに対応する主なCSV

弥生給与 Next サポート情報によれば、次の3種類のデータをCSVでインポートできます。

データの種類用途参照ページ
従業員情報CSV従業員情報の新規一括登録「従業員情報をインポートする(新規追加)」
勤怠データCSV自社作成または他社勤怠管理サービス出力の勤怠データ(出勤日数・労働時間など1か月分の合計値)の取込「勤怠データのインポート(CSV)」
明細データ(支給・控除・その他)CSV給与・賞与の支給額・控除額等の明細データの取込「明細データ(支給・控除・その他)のインポート(CSV)」

「インポートできる従業員情報の項目一覧」によれば、従業員情報CSVのファイル形式は次のように案内されています。

  • 拡張子: .csv
  • 区切り文字: カンマ(,)
  • 改行文字: CRLF
  • 囲み文字: ダブルクォーテーション
  • 文字コード: Shift-JISまたはUTF-8
  • 1ファイルあたりの登録可能件数: 1,000件
  • 項目数: 33項目

勤怠データCSV・明細データCSVについても、それぞれの取込画面で項目の対応関係を設定する仕組みが用意されています。具体的な項目名・並び順はデータの種類ごとに異なるため、取込前に各サポートページの項目一覧を確認してください。

エクスポート(出力)に対応する主な機能

出力側の機能としては、次の2つが案内されています。

  • 明細一覧のダウンロード: 給与・賞与の支給手続きで確定した明細一覧を、任意の出力形式でダウンロードする機能
  • 労務管理サービスへのエクスポート: 外部連携機能を使い、従業員情報・賃金情報を弥生労務 Nextなどの連携先サービスへ出力する機能

エクスポートの具体的な操作手順は、別記事「弥生給与 NextからCSVファイルを出力(エクスポート)する手順」で整理しています。

取込・出力データを扱ううえでの注意点

  • 従業員情報CSVは登録可能件数・項目数の上限があるため、件数が多い場合は複数回に分けてインポートする必要がある
  • 勤怠データCSVは「時間単位を分で出力したデータはインポートできない」など、データ形式に制約がある場合がある
  • 出力形式や項目の並びはアップデートで変更されることがあるため、連携先システムの取込仕様と食い違いがないか、実際のファイルで確認する
  • 他社サービスとの連携を前提にCSVを作成する場合は、連携先サービス側の対応フォーマットもあわせて確認する

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まとめ

弥生給与 Nextは、従業員情報・勤怠データ・明細データという3種類のCSVインポートと、明細一覧のダウンロード・労務管理サービスへのエクスポートという2種類の出力機能に対応しています。ファイル形式や項目数には制約があるため、実際にデータを取込・出力する際は公式サポート情報で最新の仕様を確認することが必要です。給与計算・労務管理に関する個別の取り扱いについては、社会保険労務士等の専門家にご相談ください。