「freee AIアシスタント」という名称は、freeeが2026年6月に発表した新機能と、freee会計にもとから用意されているAIチャットサポートの両方を指して使われることがあり、内容を混同しやすい状況にあります。本記事では、それぞれ何を指し、何ができるのかを公式情報にもとづき整理します。
freee AIアシスタントとは(2026年6月発表の新機能)
freee株式会社の公式プレスリリース「freee、AI戦略の実現に向けた次なる取り組みとして『freee AIアシスタント』と『freee カスタムオーダー』の提供を開始」(2026年6月16日)によれば、freee AIアシスタントは、会計・労務・販売・契約といったfreeeの各サービスにまたがる業務を、AIが自然言語の指示にもとづいて実行する「ノーコードのAIエージェント作成」機能です。利用にあたって専門的なAIの知識や、他社AIサービスとの別契約は必要ないとされています。
同発表では、ノーコードで作成できるAIエージェントの例として、次のようなものが挙げられています。
- 売上レポートを自動作成するAI
- 経費精算の記載漏れをチェックするAI
- 打刻の誤りを修正するAI
- 話しかけるだけで勤務時間を登録するAI
これらは freee AIアシスタントの土台となる「D4U(Done for You)テクノロジー™」にもとづく機能として案内されています。freee公式サイト「freee AIアシスタント|ノーコードでAIアシスタントを作成」でも、ノーコードでAIエージェントを作成できるツールとして紹介されています。
なお、料金プランごとの利用可否や、個人事業主が具体的にどの画面から設定を開始するかについては、2026年9月時点の公開情報では確認できませんでした。導入を検討する場合は、契約中のプランで利用できるか、freee公式サイトまたはサポート窓口に確認することをおすすめします。
日々の操作で使えるAIチャット(既存機能)
freee会計には、freee AIアシスタントとは別に、画面右上の「?」アイコンから利用できる「AIチャット」というサポート機能が用意されています。freeeヘルプセンター「チャットサポートを利用する【freee会計】」によれば、AIチャットは24時間365日利用でき、解決しない場合は営業時間内の有人チャットサポートにつなぐ案内が案内されています。
ヘルプセンター「AIチャットを便利に使うためのテクニック」では、AIチャットを使いこなすためのポイントとして次のような点が案内されています。
- 質問はできるだけ簡潔に(目安として100文字程度まで)まとめる
- 今どの画面を見ているか、具体的な状況をあわせて伝える
- エラーが出ている場合は、エラーコードやメッセージをそのまま伝える
- 曖昧な聞き方ではなく、困っている内容を具体的に書く
- 回答が長すぎる、分かりにくい場合は「もう少し短い文章で教えて」のように聞き直すこともできる
日々の記帳や申告作業でつまずいた際の操作方法・エラーの原因確認には、まずこのAIチャットを使う形になります。
利用にあたっての注意点
freee公式「freeeホームページ - AIに関する利用規約」では、AI機能の出力について、内容が常に正確であるとは限らず、唯一の判断材料としたり専門家の助言の代わりとして利用したりしないよう案内されています。出力結果を業務に利用する際は、内容の正確性・妥当性を利用者自身で確認することが求められています。
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まとめ
「freee AIアシスタント」は、会計・労務・販売・契約にまたがる業務をノーコードでAI化できる、2026年6月発表の新機能です。一方、日々の記帳や操作に関する疑問には、freee会計に従来から用意されているAIチャットが窓口になります。どちらもAIによる出力であり、内容の正確性は利用者側での確認が求められる点に注意が必要です。具体的な利用条件・対応プランは変更される可能性があるため、導入・利用にあたってはfreee公式サイトの最新情報をご確認ください。