株式会社マネーフォワードは2026年6月、「マネーフォワード クラウド会計」(6月4日発表)および「マネーフォワード クラウド確定申告」(6月5日発表)において、令和8年度税制改正への対応に向けた仕様変更を案内した。

変更の背景

令和8年度税制改正により、インボイス制度における経過措置の内容が見直された。適格請求書発行事業者以外の者からの課税仕入れについて、仕入税額控除の割合が段階的に変更されることに伴い、ソフトウェア側での仕様変更が必要となった。

主な仕様変更内容

仕訳登録画面の控除割合の選択方式が変更となる。従来の「適格」チェックボックスが廃止され、プルダウンから控除割合を選択する方式に移行する。選択肢には「適格」のほか、各段階の控除割合および「控除なし」が含まれる。

また、「事業者」画面で「インボイス経過措置の自動入力補完」を設定すると、取引先の登録内容を参照して控除割合が自動入力される機能も提供される。

個人事業主への影響

インボイス登録をしていない事業者との取引がある個人事業主・フリーランスは、仕訳入力画面の操作方法に変更が生じる。仕様変更の具体的な実施時期や詳細は各サービスの公式サポートページに記載されている。

インボイス制度の経過措置に基づく控除割合の取り扱いについては、税理士など専門家への確認を推奨する。

出典


本記事はマネーフォワードの公式情報をもとに整理したものです。消費税の申告・仕入税額控除の取り扱いについては、税理士など専門家にご相談ください